上杉鷹山とコーチング

GP

2009年08月26日 18:00

最近 童門冬二さん著「小説 上杉鷹山」(上下)を読みました。
たぶん上杉鷹山の名前を知っている方は多いかな~~

今でも地元米沢では「鷹山公」と呼ばれて尊敬されているそうです。
米沢藩(今でいう財政再建団体一歩手前だった)の財政改革については
多くの本で書かれていてますが、今回読んだ本もそのうちの一冊です。
で読み進めていくうちに「あれ?!」と感じたことろが・・。

藩主である上杉鷹山が臣下向かって語る言葉で
・「私はだまされても、決してみんなをだますことはしない」
・「例えこちらが正しいと思っても、相手が心から納得しなことは無理強いはぜず、相手が納得してくれるよう努力する」

最初の「私は・・・」の言葉って「どんなことがあってもクライアントを信じること」が大切ということにつながると思いました。

で2つめ・・
「相手が心から納得しない・・」ということもクライアントが自分から納得して出した答えでないときは、決していい結果は得られない ということにつながるのかな~と感じました。

はるか以前の日本にこんな心を持って政(まつりごと)をしていた人がいたこと、そしてそのような人がいた米沢の人々が今でも誇りに思っていることが、納得できた一冊でした。

今度の選挙で選ばれた人がどんな国政をするのか・・・また期待を裏切られるか・・・・

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