2007年07月06日

鉛のバラ

さて はじめてのblogですが・・・

最近読んだ本で丸山健二さんの「鉛のバラ」という本があります。
以前から丸山健二さんが好きで読んでいたのですが、この本は俳優の高倉健さんをモデル(というより高倉健さんがいたからこそ)書けた小説だと感じました。

長い刑期を終え最後の時を故郷の島で迎えようとしている「源造」・・
この源造を高倉健と重ね物語は進んでいきます。
源造の命を狙う冷徹な暗殺者、源造が出会った少女そして島の人々、源造が育った島の風景・・・。

これまでの丸山健二さんの小説とは少し色合いの違う小説でした。
冒頭「言葉でならば、それも映画よりも映像的な文章を駆使するならば・・・」と書かれていますがその狙いは十分果たせたのではないかと思います。

なにより小説の後半に迎える以外な結末は、心が突き動かされる気がしました。
もしこれが映像となり、高倉健が演じていたら・・・そう思うと是非
映像化してほしいと思うような小説でした。

http://www.yomiuri.co.jp/book/author/20041129bk1e.htm

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Posted by GP at 22:13│Comments(4)BOOK
この記事へのコメント
GPさん
はじめまして。
先日は、コメントありがとうございました!
バリバリのライダーさんにはホント憧れます。免許を持っていながらそれを生かしていない自分はもったいない。と、この季節になると毎年思うのでした。
小説。私は、雑誌も含め本という本を読むことがあまり得意ではないもので、想像力や感性がイマイチ鈍いです。バイクに乗って風を感じるだけでも、感覚は何かを受け取るようになれるかなぁ・・・。今、バイクとクルマの欲求に挟まれてどうにもなりません(笑)起業の話はどこいった??って感じです(失笑)
お互い、楽しみましょうね
Posted by 花なお at 2007年07月09日 23:46
GPさん
はじめまして。
先日は、コメントありがとうございました!
バリバリのライダーさんにはホント憧れます。免許を持っていながらそれを生かしていない自分はもったいない。と、この季節になると毎年思うのでした。
小説。私は、雑誌も含め本という本を読むことがあまり得意ではないもので、想像力や感性がイマイチ鈍いです。バイクに乗って風を感じるだけでも、感覚は何かを受け取るようになれるかなぁ・・・。今、バイクとクルマの欲求に挟まれてどうにもなりません(笑)起業の話はどこいった??って感じです(失笑)
お互い、楽しみましょうね
Posted by 花なお at 2007年07月09日 23:47
同じものが2回も書き込みされちゃった。(されちゃったんぢゃなくて、しちゃったが正しいです)
ごめんなさい。
Posted by 花なお at 2007年07月09日 23:51
(^_^)/ 花なおさん
カキコありがとうございます。
これからもよろしくです。

>バイクに乗って風を感じるだけでも、感覚は何かを受け取るようになれるか>なぁ・・・。
そうですね。少なくても車よりは「何か」を感じるチャンスは多いと思います。

>今、バイクとクルマの欲求に挟まれてどうにもなりません(笑)
車は必需、バイクは・・・ ですからね~。
俺の場合はひっじょ~~に遅く乗ったせいか、未だに降りることが出来ません(笑)遅いはしかは・・・の典型ですね。

PS 2回でも3回でもどうぞ~~ ( ^‐^)_且~~
Posted by GP at 2007年07月12日 00:42
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