2009年11月18日

ジーパンをはく中年は幸せになれない

ってとっても刺激的な題名だと思いませんか?(笑)

最初にこの本の題名を読んだ時、思わず「なにお~~!!!」と思いました。(笑)
(はい そこの同世代の方(笑)そう思いませんか?^^;)

でその本の写真です。

ジーパンをはく中年は幸せになれない

そんな気持ちにさせておいて帯には「ムッとしないでまず読んでほしい」・・・・
これ うまい惹きだな~と思いながら術中に嵌り手にとってみました。(笑)
で本屋でざっと目を通したら・・・・これがおもしろい、おもしろい(笑)

 内容は人の心理におけるいろいろな矛盾や疑問点をおもしろおかしく、わかりやすく書かれていて帰りの電車内で夢中になって読みました←ブックカバーありで``r(^^;)ポリポリ

 例えば題名である「ジーパンをはく中年は幸せになれない」については、中年のジーパンの心理を考えると題して分析を加えていますが、妙に納得(苦笑)出来るところが多い・・・^^;以前は

子供の服装(小学生の半ズボン)→若者の服装(ジーンズ)→大人の服装(年齢にふさわしい服装)

という流れがあったのに、今は若者から大人への服装の転換の境目がなくなっている。
 また今では大人で若い服装が似合うことがある種ステータスになっている・・。
では今の大人(中年)の体型や皮膚は以前と違うの?お腹がでたり、二重あごになっていないの?・・・o(´^`)o ウー耳が痛いぞ

若さを保っているのは肉体以上に精神の方・・気が若いからファッション、振る舞い、見た目も若い。世の中はそれが許されているし、それで幸福(定義は人それぞれでしょうが)な戦争のない世の中となっている。

でも著者は「それでいいの?甘いものを食べ予防しないで虫歯になるように、後でしっぺ返しはありませんか?」と読者に問いかけています。

そしてそこから
・自分の年齢になじめない
・「中年になると治るはず」の心の病が治らない
・思春期の危機
など興味深い内容で話を進めていきます。

ジーンズの件では
「ファッションとしてジーパンを選択しているだけならいいが、それが心の衣替えを拒否していることの表れの場合、歳をとること自体が不幸として心にのしかかってくる」
そんな風に書いていて,自分の中ではとても腑に落ちた気がしました^^;

他にも
・大切な仕事の前日ほど深酒したくなる
・いちばん好きなものを、なぜか選べない
・みんなで考えると間違える
などなど読んでいて「ほー」とか「へー」とか関心するようなことがたくさん書かれていました。

そして最後の章ではこんなことが書かれていました。

「何歳になっても、人は何かを生み出せる」

この言葉は心に焼き付けておきたいと思っています^^;



追記
「ジーパン」という呼び方自体、何か懐かしい(太陽にほえろ!)匂いを感じるのは俺だけでしょうか?(^^ゞ
こんな記事もありました~(笑)



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Posted by GP at 12:03│Comments(0)BOOK
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